ファスナハト2022年も中止

2年連続でお預けのファスナハトに落胆の声

先週発表されたバーゼルファスハナトの開催中止に、多くの人が落胆しています。今年はピッコロの音色が早くから聞こえて、地元グループが練習をしながら街を練り歩いたりしていましたので、ようやく開催されるのだと思っていましたが、オミクロン株の出現によって、その期待は打ち破られました。ついこの間も、近所のグループが練り歩き練習する音がよく聞こえていただけに、残念です。

ただし、コスチュームを着て街を個人的に練り歩く人も前回出ましたので、今年は政府の方針に反対するグループなどが同じ行動を起こしそうな気もします。

感染防止対策も考慮したが認められず

マスクはもちろん、十分な感染防止対策をして開催する予定でしたが、お祭り自体がいわば無礼講のお祭り。お酒も入れば、ルールを守れる保証は下がります。コロナ禍出なくてもアルコールによる問題は起きるお祭りですので、難しいかもしれません。

それよりも感染力の強いとされるオミクロン株は広まっていて、スイスも含め、欧州ではかなり厳しい状況となっています。

スキー合宿も中止、年明けはホームスクーリングへ

かなり早い段階で、各カントンが義務教育の学校にはスキー合宿の中止を通達していました。そして、クリスマス休暇直前のホームスクーリングのお知らせ。休暇明けのコロナウィルスの持ち込みを懸念しての対策ですが、クラスの生徒全員が年始のコロナテスト陰性を証明してから、学校での授業再開となるそうです。しかしそのコロナテストのために、学校に集まるという予定ですので、時間をずらしてとはいえ、保護者からは疑問の声も出ています。

クリスマスが終わり、年末年始に感染者推移がどう変化していくのか?少々心配ですが、日本ではコロナの飲み薬も出てきているので、あと少しの我慢でしょうか?来年こそは消えて欲しいコロナパンデミック。今年もまた通常の生活を願う年末です。