週末スーパーで感じた違和感

週末大きなスーパーへ

普段、地元の小さなスーパーで買い物をすることが多いのですが、やはり大きいスーパーにしかないものもあり、週末たまに行くことがあります。先週末もその大きなスーパーに行ったのですが、レジに並んでいる際に何か違和感を感じました。自分の前に並んでいる50歳くらいの女性ですが、身なりも普通で特におかしなところもないのに、なぜか違和感があります。

そして、自分の番になった際にようやく気がついたのですが、その女性はマスクをしていませんでした。週末の大きなスーパーで感じた違和感はそれだったようです。

マスクが日常風景に

逆に言えば、それほどまでにお店の中でのマスク着用は日常の風景と化していて、マスクをしていないだけで違和感を感じてしまうほどの感覚になっていることに驚きました。コロナ前は、花粉症でマスクをしようものなら、好奇の目で見られたスイスです。それが、マスクをしていないとおかしい!と感じてしまっていることに、本当に世界は変わってしまったと実感しました。

日本に帰ると、時期を問わずマスクをしている人は見かけますし、それをおかしいとも思いませんでしたが、今では日常に必要なアイテム。カバンや車の中にまで常備をし、忘れることのないように心がけています。どこのお店でもマスクは低価格で販売されていて、コロナパンデミック初期のような価格高騰は見られません。その分、そこら中にマスクのゴミが散乱していることもあります。道路や森の散歩道。わざと捨てている人はいないと思うのですが、それはそれで問題です。どこに落ちていても気分のいいものではありませんね。

マスクでトラブル

そんなマスクが日常化する反面、トラブルも多く目にしてきました。マスクをしたくない人も当然いて、店員や注意したお客との喧嘩はあちこちで見られました。最近でこそ、見かけなくなりましたが、年配の方などはマスクの着用義務に戸惑いを見せていた感じがします。

レジでの対人距離を保つことに関しても、同じようにトラブルが起きましたし、人々のイライラは確かにこの1年で増えました。スイス政府から、感染防止対策としてマスクや対人距離を強制された上に、見ず知らずの他人に注意されれば、爆発してしまう人がいてもおかしくありません。

長期間の感染防止対策が続く状況に、世間のストレスは増していますが、忍耐強くなっている人もいて、なんだか色々試されている気がします。コロナ後の世界は一体どう変わるのか?最近はそんなことをふと考えます。