明日発表のクリスマス時期のコロナ対策について

クリスマスまで3週間

明日スイス政府から発表されるコロナ対策の強化については、クリスマス時期の家族間の接触について。
今の所、2家族までの接触を許可されるという風に報道されていますが、誰かを家に招く場合は、一家族(家庭)単位でしか招くことができないことになります。つまり、一人暮らしの人を招いても、一家族とみなしますので、異なる住居に住む人を二人は呼べないと言うことです。また集まる人数についても、発表があると思います。

これについては、政府が個人の生活まで介入するべきではないと言う声もあり、1年で大事なクリスマスにそれくらいは許せと言う人もいます。個人だけではなく、事業を行う会社においても、ホームオフィスを推奨し、強制ではないもののかなり強めのお願いをしてきました。ホームスクールもそうです。そうしたことに耐えてきたのに、最後の最後にクリスマスまで規制されるのか?と言う気持ちはわかります。しかし、一番感染が拡大しそうな時期でもあります。

スキー場はどうなる?

一方で、スキー場が営業を許可されているスイス。シーズンが始まり、早速ゴンドラに乗る人数を限定して運行していますが、それを待つ人の数を見ると、すでに密な状態です。スキー場内では、厳しいルールのもと営業をしていますが、ドイツやフランスなどからは、スイスにスキー目的で渡航しないように呼びかけています。
第2波では、10万人あたりの感染率が非常に高いスイスですので、周辺国でも警戒されています。
スキー場についても、明日発表がありますが、おそらくはあまり厳しい追加規制はないだろうと見ています。

街も人で溢れる

プレゼントを買う人もオンラインが多い今年ですが、それでも、お店に行く人は多いようです。今のうちに買っておこうと言うことでしょうが、帰りのトラムやバスでも人が多く、心配になることもあります。

このクリスマスと年末年始をどう乗り切るかで、少し年明けの状況も変わると思いますので、年内は政府の規制についても注意した方が良さそうです。実際、秋休み明けにサッカーの試合観戦が1000人まで可能になり、緩和した途端の第2波でしたので少し心配ではあります。