小中学校でも再びマスク着用義務へ
本日もコロナの新規感染者は増え8032名になりました。この状況を受け、小学生は5年生から学校内でのマスクの着用、4年生以下の子供はマスク着用を推奨となります。
可能なら即日着用義務にすれば良いものの、月曜からとしているのは事務的な理由でしょうか?いまでは誰もがマスクを持っていますので、即日でも難しくはないかと思います。
ここ数ヶ月のスイス及び欧州では、日本と違って屋外でマスクをしている人は少なかったですし、密集していても屋外だから大丈夫という認識の人が多かったと思います。
ワクチンパスとマスク着用で、どちらが効果があるかはもちろんマスクですが、ワクチンパスを信用し切って、マスクはもう要らないだろうという人が多いのはずっと感じていました。
その結果とは言いませんが、近隣諸国も新規感染者が増加中です。
現在日本は、水際対策のおかげなのか、まだ本格的に寒くなってないからなのか、新規感染者は減ったままです。専門家も明確な理由がわからないとしていますが、日本在住者に聞けば、外でも誰もいないところでもマスクをしているのが普通で、していない人も見つけるのが難しいくらいだそうです。
花粉症や風邪予防で、小さく頃からマスク着用に抵抗がないので、習慣づけてやっているだけですが、欧州ではコロナ前までは、マスクをしていると人が避けていったような印象です。
今でこそ、マスクをしていて、変な目で見られることはありませんが、習慣の違いはおそらく影響しているのでしょう。
3回目の接種
65歳以上の人は、すでに3回目のワクチン接種の受付が始まっています。順番に次の世代にも回ってきますが、子供の接種には親も慎重になっている人がまだ見受けられます。
中学生以上になると、かなりの人がすでに2回目の接種を終えていますが、小学生で低学年の子供などは迷うところでしょう。他の予防接種もあるので、体に負担をかけさせたくないという親御さんもいました。
子供のワクチン接種に関しては、かつて日本でもB型肝炎訴訟がありました。これは学校での集団接種における注射器の使い回しで起きたことですが、その後、子供にワクチンを(少なくとも集団接種)受けさせない親が多くいました。欧州でもそうした事例はあったと思いますが、もともとワクチンに対して懐疑的な人もいますので、子供を持つ親御さんのワクチンに対する見解は多少違うのかなと思っています。
とにかく、まずはマスクで、次は3回目のワクチン接種を進めて行く予定のスイス政府ですが、オーストリアのようなロックダウンを避けて、且つ新規感染者数も抑えることができれば良いのですが、隣国の状況を見る限りでは、なかなか難しそうです。なんとかこの冬でパンデミックを乗り越えてほしいものです。