コロナ感染者減少でロックダウン緩和なるか?

人々の我慢も限界?

もうそろそろ政府による規制を解除してほしい。誰もがそう思っているところですが、飲食店やスポーツジム、商店の閉鎖に、関係者の多くは疲れ切っているのがわかります。中には罰金承知で、営業をする飲食店なども出てきて、スイス政府も対応に苦慮しています。

スイス政府ももう金がない

別の見方をすれば、コロナ対策で大幅な対策をしてきたスイス政府にはもうお金がない、ということです。これは、先月のスイス政府記者会見で、マウアー財務相が答えていたことですが、すでにお金はないといっていました。このことも考慮すると、気温上昇に伴い感染者が減少していることを理由にロックダウンは解除されるのかもしれないと予想している人もいます。

その一方では、コロナ変異種のイギリス型と南アフリカ型、ブラジル型などが出てきており、まだ気が抜けないという意見もあります。どう折り合いをつけていくのかは、スイス政府の判断によりますが、閉鎖を余儀なくされている事業者は、強制的なやり方に不満を持っています。その上、保証も少なく、支払いに遅れも出ていれば、当然です。コロナ騒動が終わる前に、事業が終わってしまうケースもあるでしょう。

マスク着用や消毒の習慣、対人距離などの対策は浸透したと思います。それにワクチンが加われば、そろそろ解除しても良いのでは?という意見が多いようです。経済を動かさねば、別の問題が起きて来るわけですので、期待を込めて本日の発表を待ちたいと思います。