雰囲気だけでもファスナハトを
2年連続中止のバーゼルファスナハトですが、街中のミュンスタープラッツには、一昨年の山車が展示されています。ピッコロの音色もどこからか流れてきて、数名で演奏しながら街中を歩いているようでした。
盛大なお祭りには程遠い展示だけのファスナハト。家の窓にも心なしか飾りがしてあり、なんとも寂しさを感じます。
天気も良くなり、そろそろセミロックダウンも解除に近づきつつある雰囲気の中、少しだけでもバーゼルのファスナハトをというバーゼルっ子の想いがヒシヒシと感じられる街中でした。あれだけ盛大なお祭りだけに、本当に残念なことです。
仲間内で集まるのも良いが
そんな中、バーゼルのファスナハトに参加していると思われるグループの人たちが、コスチュームを着て歩きまわるという行動に警察が出動した騒ぎもあります。確かにコスチューム姿で歩いている人を見かけましたが、グループが大きくなればなるほど、団体扱いになり現状では、コロナ感染予防策に違反することになります。
何をするにも規制、規制で、誰もが疲れているのは同じでしょう。早く街中の活気も戻ってほしいと思います。
来週のスイス政府のコロナ対策における規制緩和に期待したいところです。
ファスナハトの展示の詳細は下記からどうぞ3/5までです。
https://www.basellive.ch/blog/spaziergang-statt-cortege/zybr