バーゼルの日本食品店YumiHanaさん

バーゼルの街中に日本食料品店

 これまでバーゼルで日本食料品といえば、Mikadoさんが長年やっておられましたが、随分前に閉店されました。それ以来、寿司屋は増えても日本食料品店はなかなかできませんでした。駅前のアジアスーパーは、昔ほど日本の食品を扱わなくなり、Wettsteinにあるアジアマーケットも日本食品のコーナーは小さいです。しかし、あるだけマシで、最近ではインスタントラーメンの種類も増えていました。お米もカリフォルニア米が手に入ります。

そんな中、昨年の秋にバーゼルのマルクトプラッツからすぐの1本裏の道に入ったところに、YumiHanaさんが実店舗をオープンしました。すでにチューリッヒの駅近くにあるのは皆さんご存知なので名前は知られていますし、韓国の方が経営しているので、韓国製品も豊富に並んでいます。
お箸や雑貨のようなものも陳列されていて、少し日本の雰囲気も味わえます。(コロナ規制で一部の商品は現在買えません)

街中で便利

コロナのおかげで少し開店が遅れたそうですが、地元の日本人や韓国人で賑わっていると聞き、行って見ました。お店は大きなショーウィンドウで、すぐに食品店だとわかります。街に出る人には、非常に便利な立地でしょう。
商品も冷凍のサンマやかき揚げなど、思った以上に種類がありました。お菓子類もあり、地元のアニメファンのようなスイス人の若者も見かけました。日本のアニメブームもあり、日本人だけでなく、アニメ好きスイス人にも興味を持ってもらえるお店かもしれません。

お値段はというともちろん高めですが、商品によっては、許容範囲の価格のものもありました。スイス生活が長くなると、適正価格の基準が麻痺してくるので、スイスで手に入るなら安く感じてしまうこともありますが、輸入食料品ということで、高めなのは仕方ありません。

オンラインショップもある

昨年からのコロナ騒動以降は、オンラインで物を買う人も激増し、食料品も例外ではありません。Yumihanaさんもオンラインショップがありますので、そちらで商品を家で見ながら注文できます。それでも、今回は久しぶりに街に出て、実際の店舗で買い物をする良さも思い出した気がします。
今年はもう少し出歩けるようになるといいかなと思います。

お店情報は下記です。
YumiHana Basel, Schneidergasse 7, 4051 Basel
Onlineshop: yumicome-home.ch