
国境が6/15日から開く予定
スイス政府が、スイスと国境を接するドイツやフランスとの国境を6/15日に開けると発表しましたが、これを受けて、ドイツの荷物預かりサービスの会社からメールが来て、できるだけ6/15までは注文を控えてほしいというお願いメールが来ました。それもそのはずで、この荷物預かりサービスの住所を利用しているのはほとんどがスイス人です。国境が封鎖されているので、取りにいけない人がたくさんいて、荷物も溜まっている状態です。仕方なく、受取り規定の日数を過ぎたものは、一旦送り返しているというケースもあり、国境が開く予定の6/15日は大変な混雑になりそうです。
*荷物預かり住所については、下記からご覧ください。
6/15日は月曜日
国境が開放される予定の6/15日は幸いなことに月曜日です。これが土曜日だとしたら、おそらく大渋滞が起きそうで、まだマシかなと思えますが、依然としてホームオフィスや自宅待機をしている人も多いので、平日にもかかわらず一定数の人が動く可能性はあります。これを想定して、荷物預かりセンターの方でも注意喚起のメールを出したのだと思いますが、おそらく殺到するでしょう。
EU域内限定の発送業者が今でも多い
ドイツやフランスのアマゾンで買い物をしても、配達をスイス国内までしてくれない業者は相変わらず多いです。小さな商品や少額のものであれば、配送してくれるものもありますが、高額のものやサイズが大きなものは、ほとんどがEU域内の配達となっていて、スイスで受け取りができません。スイスはEUには加盟していないため、関税の問題もあり手続きもややこしいため、業者も敬遠します。
ただし、ドイツのアマゾンでも販売業者が中国の工場から直接発送するという商品に関しては、ドイツに送るのもスイスに送るのも同じということなのか、発送してくれるケースがあります。その代わり、時間がかかったり、中には届かなかったりしたこともありますので、最終的に高くつく可能性もあります。
夏の休暇に向け、準備が始まる
欧州は全体的に見て、夏の休暇に向けて、各国の観光ビジネスを救うべく動いています。スイスでは、特に国内での休暇を勧め、ギリシャなどコロナ感染者や死亡者の比較的少ない観光地では、外国からの観光客を受け入れたい姿勢を見せています。
これに合わせて、航空各社も6月以降のフライトスケジュールを少しずつ出してきていますし、国境の開放と夏季休暇のスタートでどのような感染推移を見せるのかが注目です。
とにかく、これから夏に向け、人の動きが大きくなりますので、より一層注意をして行動をすると良いでしょう。