スイス政府発表の大幅緩和条件(5/27付)

BAG.ch

5/27日の15時に発表の大幅緩和プラン

 新型コロナウィルスによる自粛要請緩和の第3段階について、今日スイス政府からの発表がありました。

集会

 まず、これまで5名以上の集会は禁止されていましたが、5/30から30名までの集会の許可が出ます。

結婚式やイベントの開催

 結婚式、誕生会などで人が集まるようなパーティーは、6/6から、300名までOKと大幅緩和されます。

ボディコンタクトの多いスポーツはダメ

 柔道や空手、ボクシングなど、ボディコンタクトが多いスポーツはまだ許可されません。

夏の休暇、合宿など、青少年の参加も可能に

 夏のスポーツ合宿、キャンプなど、こちらも青少年の参加が6/6から、300名まで可能になります。

映画館、ディスコ、風俗、ゴンドラ、キャンプ場、動物園、プールも営業再開

 これまで、キャンプ場の営業が再開されない事に不満の声がありましたが、こちらも営業再開になります。カジノ、動植物園や市民プールも6/6からの営業再開となります。

レストランは大人数のグループでも許可

 レストランはすでに営業を再開していますが、1テーブル4名まで(家族は5名)のうえ、距離を開けての営業でしたが、これも上記のイベントの許可に基づき、300名までの受け入れが許可されますが、0時までの営業となります。

高校や職業訓練校も再開

 義務教育はすでに再開していましたが、職業訓練校と高校なども6/6からの再開となります。会社については、ホームオフィスでの業務が可能な場合は、以前として、推奨としています。会社に出勤しなくても、業務が可能な場合は、会社の判断でホームオフィスを継続するかどうか委ねられます。

国境の開放について

 スイスとドイツ、フランス、オーストリアの国境を6/15日に開放します。これは、すでに予定していた通りですが、イタリアから要望のあった6/3のスイスとイタリアの国境開放は見送られました。また、6/8からは、EU諸国からの労働者を新たに雇うことができます。建設現場などの仕事場、そして、スイス企業がEU諸国内で工事や建設などの業務を再開することも可能になります。

欧州域内の旅行について

 6/6から、イタリアを除く、全てのEU及びシェンゲン協定加盟国の行き来が可能になりますので、休暇などのプライベートの旅行も可能になります。
いずれも、手洗いうがい、対人距離を保つ、マスクの使用、アルコール消毒などは、引き続き推奨されます。