GW前に免除されたPCR検査
日本が本日8日から、コロナウィルスを5類に下げ、季節性インフルエンザと同等の扱いとなりました。
スイスに住んでいると、今更という感じはしますが、日本は島国という側面からも非常に長く規制をしていた事になります。
政府の規制に加えて、個人の判断でマスク着用を続けている人も多く、海外からの旅行者が一気に増えて不安に思っている人も多いようです。
GW前には、一足先に空港でのPCR検査陰性書類の提出は排除されましたが、それも不安を煽る材料となっているのかもしれません。
外務省の海外安全ホームページは下記からご覧いただけます。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C023.html
スイスでも大量廃棄処分となったコロナワクチン
結局、コロナワクチンは、スイスでも大量廃棄処分となりました。日本より早めにコロナ規制を解除をしたので、次のワクチンを打とうと考える人も明らかに減りました。
現在は、当初優先順位の高かった老人ホームなどでも打つ人はいないようです。
コロナワクチンを打つ打たないという議論は結局最後までありましたが、周囲でも打たない、家族にも打たせないという人が一定数おりましたし、逆に4回打った人もいます。
ある程度感染をすることを想定して、実際に罹患して免疫がついた方が良いという考えの人と、実際に罹患して重症化するより、ワクチンで重症化を防ぐのが大切だという人とに分かれました。
実際には、ワクチンで予防しても感染しても、自分自身の体がどう反応するのかということは予測できません。
また、日本国内で報じられたような、コロナワクチン接種後の死亡例の疑いなどについては、スイスではほとんど聞きませんでしたし、スイス人の友人に話しても、そんなことが起きているなんて知らなかったと言っていました。
つまり、その時点で、コロナウィルスへの関心も脅威も薄れていたということです。
この3年の間、何が正しくて、間違っていたのかは、個人の見解によって変わるので実際のところわかりません。
ただ、世界中を不安に陥れたことは間違い無いでしょう。
今は戦争の不安、エネルギー不足の不安など、別の問題に直面していますが、ひとまずコロナパンデミックも終了ということになります。