国民性を表したエスニックジョーク
結構有名だと思うのですが、各国の特色を捉えたエスニックジョークがあります。
ある豪華客船が航海の最中に沈みだしました。船長は乗客たちに速やかに船から脱出して海に飛び込むように、指示しなければなりませんでした。
船長はそれぞれの外国人乗客にこう言いました。
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ!」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士ですよ!」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっていますよ!」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ!」
フランス人には「飛び込まないでください!」
日本人には「みんな飛び込んでますよ!」
かなり皮肉がきいたジョークです。
天国と地獄でのスイス人
スイス人が入っているエスニックジョークもちゃんと存在します。これも有名かと思います。ちょっと差別的と捉える人もいるかもしれませんが、あくまでジョークとして知られているものです。
天国では、、、
コックは中国人で、政治家がイギリス人。エンジニアが日本人で銀行員がスイス人。
恋人がイタリア人で、愛人はフランス人。警察官がイギリス人。
地獄では、、、
コックがイギリス人で、政治家が日本人。エンジニアが中国人で、銀行員がイタリア人。
愛人がスイス人で、警察官がドイツ人。
各国の良い面、悪い面と思われることを表していますが、地獄での愛人がスイス人は、かなりの皮肉でしょう。他国の人からすると、スイス人はつまらないという人が多いのですが、それをエスニックジョークに例えています。単なる偏見かもしれませんが、スイスのコメディ番組が面白くないのと無関係ではないのかなと思ってしまいます。
裏を返せば、スイス人は真面目だということになります。他のエスニックジョークを見てもかなり辛辣です。しかし上手に捉えている気もします。
日本のジョークもそうですが、世代によっても面白いと感じるジョークとそうで無いものがあり流行があります。
その意味で、スイス人は割と古典的なジョークが好きなのかなと感じます。
ただし、今のご時世、差別につながるようなジョークはやはりアウトでしょう。