スイス生まれのハーブキャンディー、リコラ

参照:https://www.ricola.com

スイスのハーブキャンディ

 スイスといえばチョコレートではなく、ハーブキャンディ。あまり知られていないようで、実は一度は誰もが口にしているかもしれない飴がスイス生まれのリコラです。日本でも販売されていますが、バーゼル郊外のラウフェンという小さな街で生まれました。どこにでもありそうな、単なるキャンディですが、ハーブを独自の製法でキャンディにしてスイス人に愛されている商品です。確かに、ちょっと喉が痛いとか、調子が悪い時には、このリコラを買っていました。

リコラの工場で製造管理している人に話を聞きました。

 バーゼル郊外のリコラの工場では、300人から400人の人が働いていて、製造マシーンは7つあるそうです。1つのマシーンが1日で20万キログラムのキャンディを作り出します。コロナウィルスの影響で、3週間製造工場ををストップしたようですが、それを挽回するかのごとく、以前よりも多くの注文が入っているそうです。もともと食料品の販売は、ストップされなかったので、他の業種に比べると影響はあるものの限定的です。

アメリカからの注文

 しかし、ロックダウン後の注文が増えた要因はなぜなのかと聞いたところ、実は注文の7割近くがアメリカからで、コロナウィルスの影響があると言います。
アメリカでは、健康保険に加入していない人、または加入できない人が多く、病院に行ったり薬を買ったりできない人がたくさんいます。そうした人々が、喉の痛みに買い求めるのがキャンディです。スイスのリコラは、ハーブが入っているので、健康食品としても認知されていて、ある国では薬局で買える商品となっていて、キャンディというよりは、のど飴的な位置づけです。もちろん薬ではありませんが、ハーブの効能が広く認知されていて、高い医療費や薬代の出せない人がリコラを購入しているという背景があるそうです。

日本にも進出していますが

 日本においてもリコラは販売をされています。日本の会社、フレンテ・インターナショナルが、スイスのハーブ製品総合メーカー「リコラ社」と業務提供していますが、日本での販売に際しては、他国と違って、包装の仕方やパッケージなど、基準が厳しいためまだまだということです。そもそも、日本市場は他にも競合する商品がたくさんあるので、進出して成功するのが、非常に難しい市場だそうです。確かに、日本のコンビニに行くとものすごい種類の菓子類が陳列されています。この中で競争して行くのは確かに大変ですね。
 しかし、海外旅行をした日本人が、リコラを発見し気に入ってくれて、日本でも買ってくれたりしているので、徐々に広まりつつあるそうです。

リコラ90周年

 たかがキャンディ、されどキャンディですが、スイスの小さな街で生まれたハーブキャンディが、今や世界中で販売されて、愛されていることはうれしいですね。今年はリコラは90周年だそうです。コロナウィルスの影響で、記念イベントは延期だそうですが、いろんなハーブの種類のキャンディがありますので、皆さんもぜひ試してみてください。