1フラン200円を超えた為替レート
数週間前、これまで見たことのない為替レートを見ました。
1スイスフランが200円を超えていました。現在もその傾向が続いています。
スイスフランは他国通貨に対しても高いレートでしたが、日本円に対しては、円安傾向になっているため、余計に高く感じます。
実際に、日本へスイス製品を輸出している人は、日本での販売に苦戦しているということです。
競合の商品に比べて、どうしても高くなってしまい負けてしまうとのこと。
逆に、日本からものを仕入れている業者にとっては、この円安レートが功を奏しいつもより多く発注がかけられるということです。
しかし、ここまでの高いレートだと、スイスの輸出産業にとっては大打撃。
ユーロに対しても高いレート
ユーロも日本円に対しては高いレートで動いていますが、スイスフランもユーロに対して現在高値をつけています。
さかのぼれば、かつてユーロは2007年頃に高騰し、一時は1ユーロ160円台まで上がりました。
その要因としては、アメリカのサブプライムローンで住宅市場の冷え込みが出てき始め、市場はドル売りに転じたこと。
また、欧州の景気拡大と欧州中央銀行の利上げも要因になりました。
その時は、1ユーロが1.45ドルと高値をつけていて、リーマンショックの際は、1ユーロが1.60ドルまで上がりました。
日本円も同様に円高になり、1ドル100円台。
中東情勢も影響しスイスフランが上昇
イスラエルとアメリカのイランへの攻撃があり、イランも報復攻撃を仕掛けている非常に不安定な中東情勢。
この状況が影響して、安全通貨としてスイスフランが買われています。
対ユーロに対しても上昇しているため、スイス中央銀行は口先介入をしました。
為替市場への介入も検討しているようです。
これだけ上昇してしまうと、物価への影響、輸出産業への影響も心配されます。






