スイスの滞在許可証の更新

今年の更新は早めに通知が来た

今年は滞在許可証の更新年で、当方はいわゆるCビザ(永住権)の5年更新になります。前回の更新は、諸事情により、更新の通知が来る前に自分から申し込んで早めの更新をした記憶があります。今回は、郵便で更新のお知らせが来ました。有効期限の約2ヶ月前の通知です。

ちなみに、カントンによりますが、この通知が来るカントンとそうでないカントンがあり、自分の住むカントンも以前は来ませんでした。そのため、更新し忘れる人が多く、自分も一度だけ1ヶ月遅れで更新したことがあります。

BからCは、簡単な面談がある

スイスに移住した当初は、ほとんどの方が、Bというステータスのビザを発給されます。これは、スイス人が配偶者でも日本人家族でもBになることがほとんどのようです。ビザにはいくつか種類はありますが、他には、学生や政府関係者のビザなどは別になります。

スイス人と婚姻関係にない日本人は、Cビザを得るまでに10年かかりますが、スイス人と婚姻関係にある場合は、5年でCビザが発給されます。ただし、規定年数を連続してスイスに在住していないとダメです。日本人家族の場合も同様に10年連続でスイスに滞在して初めて、その権利が発生します。ちなみに、自分は一度スイス国外へ出ているので、戻ってからまた1年目のカウントとなりました。

ちなみにBからCビザになる際には、別室で簡単なドイツ語での面談がありましたが、内容はほとんど覚えておらず、世間話程度だった気がします。将来、スイス国籍の取得を希望するかなどの話はありませんでしたが、中には聞かれる人もいるようです。

規定の書類を送付、オンラインで予約

まず、通知の案内を受け取ったら、規定の書類に入力事項を記入し、外国人の身分証明書のオリジナルを送付しろと書いてあります。まだ有効期限の残った証明書ですので、書留で送ります。

その後、2週間以内に、受理した通知が来て、証明書のコピーが同封されていました。オンラインで予約をしたら、日本の有効なパスポートと、同封の書類、オリジナルの外国人身分証明書(IDカード)を持参と書いてありました。

しかし、書留で送付してオリジナルの身分証明書は手元にないので、念のため電話して聞くと、送付したならコピーでも良いとのこと。どうせ新しいものに変わるので良いのですが、割といい加減な気もします。

当日は時間厳守

当日は、管轄の外国人局に出向きますが、時間は厳守です。待合室で名前が呼ばれるのを待ちます。今回は、20分も早く到着しますが、狭い待合室はいっぱいで外にまで列ができていて、ちょっと驚きました。どうやら、難民申請の人も付き添いの人と並んでいて、途中で係官が来て別の部屋に移動していました。

若い男性の難民と思われる人が、付き添いのスイス人女性と一緒に自分の前にいましたが、終始床を見つめていて、物凄い絶望した表情をしていて心配になりました。付き添いの人の問いかけにも反応せず、しばらくすると座り込んでしまいました。どこの国から来たかはわかりませんが、付き添いの女性が係官と話をしているのを聞くと、まだスイスに来たばかりで身分を証明するものも何もないようでした。

結局、難民の申請は、ここではないということで、しばらくすると別の部屋に移動しましたが、改めて難民の多い国なんだと思いました。

現在はロシアのウクライナ侵攻で、ウクラインからの難民も多くいますが、中東やアフリカからもそうした戦争難民が来ています。自分は安全な場所に来たが、家族はまだ危険な戦地に残っていると思うと、落ち着かない日が続くでしょう。

写真撮影と指紋登録

名前を呼ばれたら、各書類の確認とパスポートで本人確認をします。オリジナルのIDは送付済みだと伝えると、問題ないとのこと。早速写真撮影と指紋の登録をします。最近は日本のパスポートもそうですが、ICチップが入っています。スイスのIDや滞在許可証の類は、写真撮影の際に、メガネは外すように言われますが、これは目の形状や色も登録するためのようです。そして、指紋を登録して署名をしたら終わりです。

新しい証明書発行まで、5日間

すでに送付された、身分証明書のコピーを返してもらい、新しい証明書(IDカード)が届くまでは、スイス国外に出ないように言われます。コピーでは、お隣のドイツやフランスに、買い出しは行けません。ほとんどチェックされたことはないのですが、万が一国境で身分証明を求められた場合、スイス在住者の場合、日本のパスポートだけでは不十分です。

新しいIDカードは、5日以内に郵便で届くとのことでした。

翌日には、発送完了のEメールが届きましたので、無事手続きが済んだということになります。

更新の通知がある無しに関わらず、更新をし忘れる人は非常に多いです。期限が切れたまま、数ヶ月間、仕事をしていた人も知っていますが、特にスイス国外に出て戻る際に問題となることが多いので、次の更新がいつなのか確認して、PCのカレンダーやリマインダーに入れておくと良いでしょう。