新型コロナで自転車の売り上げが好調

新型コロナウィルスによる自粛生活で

 この3ヶ月、新型コロナによる自粛生活で、飛行機は待機したまま、車も車庫に入ったまま、人の動きが止まってしまいました。スポーツジムも閉鎖され、森や公園は散歩の人々で溢れました。とにかく、体を動かしたい春の時期ですので、子供のいる家族などは、自転車で出かけたりした人たちも多いと思います。
その自転車が、このコロナの影響で、昨年比で売り上げが伸びたそうです。自転車の修理なども多かった様ですが、特にオンラインでの購入がかなり伸びて、販売店によりますが、20%増のお店もある様です。

 自転車をオンラインで買うというのが、今らしいのですが、自分なら一度乗ってみたいと思いますが、この状況では選択肢がなかったということも影響しているでしょう。自転車の販売が好調ということですが、持っている人も多いはずで、おそらく自転車の買い替えが多かった様に思います。
自転車販売に伴い、ヘルメットやチェーン、ライトなど、関連商品も売れて良かったのですが、自転車製造の現場では、中国からの部品の調達ができず、需要があるにもかかわらず、生産がストップしたメーカーもあった様です。

ガソリン価格は下がる

 ガソリン価格は、需要に伴い変化するので、このコロナウィルスで価格が下がっていました。実際に、給油の回数は我が家でも減り、車で遠出もできないので、本当に近所だけでの使用か、しばらく乗ってない状態でした。これにより、空気は綺麗になり、アウトバーンも渋滞がなくなったのはいうまでもありません。
 しかし、そんな状況を利用して、アウトバーンをレース場と勘違いしたのか、猛スピードで走行し、スピード違反で捕まった人もいます。正直そういう人が出てくるだろうなと思ってはいましたが。

自転車専用道路を望む声

 今回、自転車を利用する機会が増えたこともあり、多くの人が自転車専用道路の設置を望んだ様です。確かに、スイスは自転車用の道路がほとんどありません。お隣のドイツなどは、きっちり自動車の道路とは色で分けられていて、乗っていても安心できたのですが、スイスでは怖くてほとんど乗らなくなってしまいました。今でも自転車に乗るときは、交差点やロータリーでの走行が怖いです。ドライバーの視線がどこを向いているか気にしながら乗っていますが、自転車に対してイライラしているドライバーも多く、大型のトラックドライバーなどは、こちらが見えてないと感じる時もあります。

 そんな道路事情のスイスですから、子供がいる家庭では、特に気がかりでしょう。自転車通学している生徒も多いですし、自転車用の道路は自分もあるといいなと思います。
せっかく自転車の需要が伸びたのですから、すぐには無理でも、検討はしてほしいと思います。