飲食店のロックダウンが延長されます

レストランは2月末までロックダウン

本日スイス政府の発表で、今月の22日までの予定だったレストランのロックダウンは2月末まで延長されました。ドイツやイギリスのような全面的なロックダウンはしないものの、飲食業の営業が停止されます。

テイクアウトやデリバリーを提供しないレストランにとっては死活問題です。ドイツは昨日1月末までのロックダウンを発表して、ドイツ在住の事業者にも話を聞きましたが、これが2月も延長となると非常に厳しいといっていましたので、スイスにおいても限定的なロックダウンではありますが、飲食業はかなりの窮地に立たされます。もちろん、他の業種もコロナの影響を受けているわけですが、飲食と旅行業は相当なダメージでしょう。

とにかく、人の動きを止めたいのとワクチンの供給を急ぎたいところです。ワクチンは十分に確保してあると強調されていました。ちなみに、小学校でのマスクの着用義務などはありませんでした。今回のコロナ変異種では、低年齢の子供にも感染が多く確認されていて、マスクをしない小学生でも広まる可能性はあります。子供を対象外にしているマスク着用義務ですが、個人的には、日本のように着用して欲しいところです。

ちなみに全面ロックダウンをする勇気が政府にはないのか?というような質問が出て、ベルセ保健相が少し顔色を変えて「十分に細かく議論した結果だ!」と、反論していました。まだまだ厳しいコロナウィルスの感染拡大防止策が続きますが、まずは体調を崩さないように限定的な生活を送るしかありません。