学校のリモート三者面談

三者面談の時期

小学校も中学校も、この時期は三者面談が行われる時期でもあります。早ければ12月に行う場合もありますが、1月が多いかもしれません。しかし、コロナ禍でリモートの面談もあり、パソコン操作に慣れていない親があたふたすることも多いとか。

先日も知人の小学生の子供と担任の面談が、リモートでなかなかパソコンにインストールと設定が出来ずに、担任が家の固定電話にかけてきたそうです。なんとか電話をしながら設定ができたそうですが、普段パソコンを使わない人はちょっと慌ててしまいます。

小学生もマスク着用を検討?

今更な気もしますが、コロナウィルスの変異種確認を受けて、小学校でも4年生からマスク着用義務にするという話が出ているそうです。全学年マスク着用義務にしないとあまり意味もない気がしますが、今回のコロナ変異種では低年齢の子供にも感染しやすいという報道がされています。小学1年生の子では、忘れてしまったり、上手に管理できないのかもしれませんが、習慣付ければ大丈夫のような気もします。

昨年のマスク着用で職場も混乱

これほど浸透したマスク着用も、昨年の今頃は誰もしていませんでした。ある介護施設では、スタッフが念のためマスクをして作業をしたところ、上司から「入居者が怖がるからすぐに外せ!」と怒号が飛び、大いに揉めたそうです。その後、コロナウィルスの感染拡大が広まり、マスク着用は義務化されましたが、今考えると信じられません。言い換えれば、これまでマスクをしたことがなかったスイス人には相当な変革だったようにも思います。

日本人は花粉症の時期はもちろん、インフルエンザの時期にマスクをする人が多いので、街で見かけてもなんとも思いません。遡れば、小学校の給食当番もマスクをしていましたし、手洗いうがいなども習慣づけていた覚えがあります。ある時は、学校で歯磨きをしていた時期もありました。そんなことはスイスの学校では皆無ですので、マスク着用に慣れないのは仕方ありません。

更に、日本の学校で生徒が教室の掃除をするということに、スイス人は驚きます。自分たちで使った部屋を自分たちで綺麗にするのは当たり前の日本ですが、スイスでは、学校でも掃除の業者さんがいるので、そんなことはしません。下手をすれば、家の掃除も業者にお願いしている人もいるので、掃除の仕方すら知らないスイス人がたまにいて驚きます。

結局年末年始に家族で集まったスイス人

年の初めに、久しぶりに会う人もいるので、年末年始どう過ごしたかを聞くと、結局10名までの防止対策で、2、3回は会食をしたという人が多かったです。それも親や兄弟、孫たちに普段から会っている人たちですので、ほぼ問題なないだろうという感じです。友人たちを招いても、マスク着用で2世帯までとか、テーブルの距離をとるなどして、感染対策をして会食したケースも多いですし、事前にコロナテストを受けた人や、体調が悪い人はキャンセルしてもらったなど、自己判断ですが、家で集まる場合はうまく対処したスイス人なのかなと思います。

一方で、年末の大晦日パーティーを違法に主催して、若者が何百人と集まった場所もあり、政府の規制を全く無視した人たちもいます。主催者は厳しく罰せられます。

とにかく、会社でもリモート勤務が続く中、まだしばらくは人と会うことが少ないと思われます。年始からなかなか太陽も出ない天気ですが、家にこもって、ひたすら耐えるしかないのかなと思います。