高血圧や糖尿病、喘息などの持病のある方の予防接種

新型コロナウィルスで感染した場合の高リスクグループの確認

 自宅待機の要請が出て、まず65歳以上の方が感染によるリスクの高い年齢とされていますが、その他、持病を持った方も対象となり医療や介護の現場でも自宅待機を命じられています。
まずは、かかりつけの医師に自分がリスクのあるグループであるかを確認します。特に糖尿病や血圧の高い人は、リスク有りの判断をされますので、ホームオフィスができない場合は、職場に報告して、担当を外してもらうようにしなければいけないようです。会社の上司や責任者も、これらのリスクグループ対象の人を危険にさらした場合には、行政指導が入ります。

予防接種を受けておく

 自分がリスクの高いグループと判断された場合、医師から予防接種を勧められることがあるようです。勧められているワクチンは、肺炎球菌予防のプレベナー13とポリオワクチンだそうです。
万が一新型コロナに感染すると肺炎の症状が出ますので、コロナウィルスにかかった際の症状と、この2つが出てしまうと危険ということで、そのための予防接種ということです。これらはもちろん医師と相談してから、必要かどうか適切な判断を受ける必要がありますが、今のところワクチンはあるので、早めに相談をした方が良いそうです。薬によっては、少なくなって来ているものもありますので、確認が必要です。

服用中の薬との相性

 一部報道では、新型コロナウィルスと相性の悪い薬が発表されたりしましたが、これもメディアの報道を鵜呑みにしないで、担当医師に確認してくださいとのことです。全く事実と異なる報道もあり、その人の体質や病歴などによっても変わるので、やはり自分の体調を把握しているホームドクターに聞くのが一番です。場合によってはセカンドオピニオンも必要になります。
ちなみに報道されたものとしては、イブプロフェンの服用が危険視されましたが、証拠となるデータが少ないということで、一旦注意喚起は取り消されました。

 こういう時は特にですが、ネット上で正しい情報を判断するのが難しくなっていますので、注意が必要です。

*上記は血圧の薬を服用しているスイス人の例ですので、必ずホームドクターに確認してください。