郵便物の遅れと欧州21カ国からの入国を規制した日本

上陸拒否の対応は4月末まで/*外国人対象(27.3.2020現在)

 日本政府は水際対策として、欧州21カ国とイランからの上陸を拒否すると発表しました。これによって、スイスの郵便局では、日本への荷物発送を現在受け付けていません。
逆に日本からスイスへの郵便物は、各航空会社の減便のため、遅れが出ているものの、まだ発送はされているようです。

スイス国内の郵便も遅れが

 スイス国内の郵便にも影響が出ていて、こちらは外出を自粛している人たちが、オンラインにて食料品を購入しているためで、通常の300%増となっているようです。
大手スーパーのcoopやMigrosなどのオンラインショップも、配送に1、2週間かかることを覚悟してくださいということです。
 また、郵便局員を疲弊させている理由に、通常より大きな家具類の発注が増えており、運搬そのものに負担がかかっているようです。
自宅待機とはいえ、本当に必要なものだけをオンラインでも発注するべきだと思いました。

海外旅行中に足止め

 現在海外旅行中の日本人は世界で足止めを食らっています。各旅行社や政府が、チャーター機を用意するのかも検討されていますが、この時期にツアーを決行した旅行社にも批判の声があったりするようです。個人旅行はその限りではありませんが、フライト欠航のキャンセル対応や振替便の手配などですでに忙しい旅行社は、ますます負担がかかりそうです。
 スイス人もまた、世界で足止めを食らっている人たちが多く、別ルートでのフライトを確保し、スイスではなく欧州のどこかの都市に着陸できれば、あとは電車やレンタカーなどを使って帰宅をしている人もいます。

 まだまだ長引く様相の新型コロナウィルス感染拡大ですが、自宅待機の生活にも少し慣れてきたところです。
なんとか乗り切れるように、もう少しの辛抱です。