スイス政府、入国制限について発表

スイス政府は入国制限を拡大(3月18日)

スイス政府は、EUの入域制限に伴い、入国制限の拡大を発表しました。詳細は以下になります。
https://www.ejpd.admin.ch/ejpd/de/home/aktuell/news/2020/2020-03-180.html

イタリア,ドイツ,オーストリア,イタリアからの入国制限(16日決定)に加え,スペイン及び日本を含む非EU市民,非EFTA市民の空路入国を制限する。
○例外として,スイス国籍者及びスイスの滞在許可所持者,就労証明所持者,医療従事者,通過旅行者は入国可能。
○引き続き,国境を越える通勤者の出入国は可能。
○引き続き,国境を越える物流は維持される。
○90日間のシェンゲン及びスイス査証の発給停止(6月15日まで)

また、EU国を経由して他国へ行く場合も下記の制限がありますので、ご注意ください。

(1)入域制限の範囲:
(ア)対象:EU及びシェンゲン域外からのすべての不要不急の渡航(日本を含む)
(イ)免除対象:
○EU市民,シェンゲン協定加盟国の国民及びその家族
○長期滞在資格(Aufenthaltstitel)を有する外国籍者
(ウ)適用除外
○健康管理や高齢者ケアの専門家
○国境を越える通勤者
○国境を越える物流(貨物・物資輸送)の輸送人員
○出身国または長期滞在資格が与えられた国へ帰国する乗換え旅客(トランジット)
○その他,緊急・人道的理由がある者等
(2)実施期間:30日間(ただし,延長もあり得る)

スイスにおける長期滞在許可証、労働許可証、永住権をお持ちの方は現在スイス国外にいる場合でも、スイスへの入国はできます。
現在の措置は30日間ですが、延長される可能性もあります。