10代の若者のSNS利用の注意点

10代の若者と言っても、非常に幅が広い。今や小学生でもスマートフォンを持っているのが当たり前になりつつあるが、親が何歳まで、どこまで子供達のスマートフォンをチェックできるかは非常に難しいところだ。
中学生ともなれば、プライバシーを尊重して勝手にスマートフォンを見るなんていうのはできなくなる。その代わり、主に何に使っているのか聞くことは大事かもしれない。
インスタグラムを始めた中学生のフォロワーが、あっという間に200件を超えていたということもあり、中には個人的に知らない人もいた様だ。つまり友人の友人などのフォロワーを許可すれば、知らない人もフォローできる。
やはり気になるのは、自分の子供が見知らぬ人間と直接コンタクトをとっていないかどうか?最近の誘拐事件などは、ほとんどSNSで繋がった子供達が、悪意のある大人に誘い出されている。ちなみに主要SNSの利用年齢制限は下記の通り。

FaceBook 13歳以上
Twitter 17歳以上
Line 13歳以上
Instagram 13歳以上
YouTube 13歳以上

制限年齢よりも気をつけなければいけないのが、悪質な大人が年齢を偽ってアカウントを作成し、10代の子たちに接触してくるケース。ネット上ではなかなか判断が難しい。
プロフィールの写真もどこかで拾ってきた画像だったりするわけで、警戒心の少ない子供達は騙されてしまう。
おそらく、使っているうちにだんだんと慣れてきて、何かおかしいという判断ができてくればいいのだが、困った事に、孤独を感じている子供達もいる場合、子供達から接触してしまう事件も起きている。

年頃のお子さんがいる方は、子供のスマートフォンを勝手に見るのではなく、一度どんなことをしているのか聞くのがいいかもしれない。興味を向ける感じで見せてもらったり、一緒にアカウントを作って子供のアカウントをフォローするのも、子供側が嫌でなければ、予防線をはれるかも知れない。
とにかく、子供との会話で未然に防げることがあるのは、いまも昔も変わらないということかも知れない。