スイスの紙の運転免許証が使えなくなります

11月からカード式に移行

スイスの運転免許証は、基本的に紛失などしない限り、更新がありません。そのため、20年以上前の紙の免許証を持ったままの人もいるようです。その紙の運転免許証が、11月1日から使えなくなり、無効となるようですので、カード式のものに移行してください。

駐車スペースも有料化が進む

また、最近は路上の駐車スペースも有料化の動きがどんどん進んでいます。青い枠と白い枠の駐車スペースがありますが、白い枠の方は、これまで許可証無しで駐車できましたが、それもできなくなります。

その自治体在住の人であれば、安く購入できる駐車許可証ですが、他の地域から仕事に来ている人などは、かなり高額になります。あり自治体の例で比べてみると、自治体在住者が年間180フランですが、他の地域の方は800フランとなっています。

確かに、家の前の道路の駐車スペースが、毎日その地域へ仕事に来る人の車で1日中埋まっていて、来客などがあっても使えないということは昔からありました。そのため、その地域の住民には、無料の許可証を出していましたが、有料となり一気にハードルが上がります。

この有料化により、駐車スペースに余裕ができると思われます。

ちなみにオンライン登録制なので、紙の許可証は無し。係員がナンバープレートを入力して、駐車違反を確認しに来ることが増えそうです。また、5日以上同じ場所に駐車ができないとなっていますので、休暇などで長期不在の場合は、あらためて長期駐車の申請が必要です。