コロナPCR検査会場はガラガラ

子供の発熱で念のためPCR検査へ

 週末熱を出した子供を念のためPCR検査に連れていきました。すると待ち時間ゼロの誰も検査に来ていない状態でした。昨年は、同じ場所の検査会場も長蛇の列で、体調が悪いのに長いこと待たされた人も多かった会場。もちろん、大きな検査会場ではもう少し待っている人が多いところもあるでしょう。
 幸い陰性でしたが、ここ最近発表されている新規感染者も非常に少ないので、それも納得できます。ただ、なんとなく大丈夫だろうということで、検査に行かない人も増えている気がします。
当然、ワクチン接種者も増えていますし、薬局でもらえるセルフチェックのキットが配布されていることも要因になると思います。

夏の休暇旅行のためのPCR検査

夏の休暇に行くために、欧州の他国に入国する際、PCR検査の提示を求められる国もあります。ちなみに日本に帰る場合も、ワクチンを2回接種していてもPCR検査の証明が必要です。そのため、PCR検査会場は混んでいるのかと思っていたのですが、学校がまだ夏の休暇に入っていないので空いているのかもしれません。それでも、空港でのPCR検査は増えてるようで、予約サイトを見ると結構埋まっている日や時間帯がありますので、現在夏の休暇を取っている人は、渡航先の入国条件に応じてPCR検査を受けているようです。

休暇のためのPCR検査は自費で

これまで、スイス政府が推奨して来たコロナのPCR検査は、スイス人とスイスに在住する人(健康保険を払っている人)は無料です。しかし、夏の休暇で他国に行く場合は、個人の自由ですので、自費となります。ただし、問題は風邪の症状を偽って、無料検査場に行く人が多いそうで、その場合は旅行のための証明にはならないそうです。つまりあらかじめ、海外旅行をするのでPCR検査の証明をお願いしたい旨を伝えないと、有効な証明書をもらえません。

学校の休みが始まるまでにこの海外旅行用の検査も無料になるかもしれないとのことですが、各自治体によって異なるので、確認が必要です。中には、ドイツやフランスの方がPCR検査の費用が安いということで、わざわざ国境を超えて検査をしにく人もいるそうです。

渡航先の入国条件は出発直前までチェック

ワクチン接種が2回済んでいても、渡航先の国の入国条件が急に変わる場合もあります。日本入国のように、ワクチン接種者もPCR検査が必要だったり、事前に準備していた書類が無駄になることもあるかもしれませんので、ギリギリまでチェックをすることをお勧めします。スイスに帰国する際の条件も同様にチェックしておくと良いでしょう。
昨年も、休暇中にスイス側の入国条件が変わって、自主待機を余儀なくされた人もいます。
現在は、どんどん緩和の方向で進んでいるようですが、気をつけたい点ではあります。