先月末から続いていたミルクストライキは、加工業者の買い取り価格を6ラッペン上げて、ミルク1キロあたり76ラッペンとして決着がついた。10ラッペンの値上げを要求していた酪農業者側はこの結果に満足している様子。

 結局、27000軒の酪農家のうち、約10000軒の酪農家がストライキに参加した。これに伴い、店頭での価格はMIGROSで8%の値上げ、Coopでも値上げを検討しており、消費者の負担となる。

 今回のストライキは、民主主義における市場経済がもたらした、お手本のようなストライキになった。