3/16日よりドイツ-スイス国境封鎖、バーゼルラントでは飲食店、小売店も臨時休業へ

3/16日の朝から、ドイツがスイスとの国境を封鎖すると発表がありました。

 これは、週末の買占め騒動で、スイス人客がドイツのスーパーにも殺到したためで、感染拡大のベースになり兼ねないと判断したようです。
また、バーゼルラント州では、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、薬局以外の小売店やレストランも、休業になります。他のカントンでも一部実施する予定ですが、バーゼルラントが今回一番広範囲での臨時休業になるようです。
 周辺のカントンもこれに続くと見られています。南部のティチーノ州からフリブール州と徐々に上がってきてましたが、一気に北部のバーゼル地区にも制限が来ました。ドイツとフランスの国境で、人の行き来がイタリア国境同様に多いことも要因です。
イタリアのようにまだ外出禁止とはなっていませんが、不要な外出は避けたほうがいいようです。トラムやバスも運行しますが、一度に乗車する数を制限するなど検討されているようです。

人で溢れかえる森のBBQ場所

 今日は天気も良く、外に出ると気持ちのいい気候ですが、驚いたことに、公共のBBQ場所に、明らかに50名以上の人たちが集まってBBQをしていました。これは50名以上の集会の禁止に当たるのか不明ですが、それぞれ別の家族が来ているとしても、かなり密接な距離でBBQをしていたので、驚きましたが、おそらく知らないうちに集まってしまったということでしょうか?
学校も休校になり、家に閉じ込められて、息苦しいのもそうですが、こんな森の中で人が密集しているとは思いもよりませんでした。

 とにかく、緊急事態の様相を身近に感じるようになり、欧州のパンデミックの目になりつつある状況に少し戸惑っています。
この時期だけに怪我や病気にはならないように、健康管理に気をつけたいところです。