本日20日から24日までの日程で、国連が主導する世界人種差別撤廃会議がジュネーブで行われているが、初日から欠席を表明する国が相次いだ。
カナダ、イスラエル、イタリア、オーストラリア、ニュージーランド、そしてアメリカも参加しないと発表した。

 その理由は、イランのアフマディネジャド大統領がイスラエル批判を行うと見られ、イスラエルを抹消してもいいと考えている論者がいるため参加は見合わせるというものだが、イランだけでなく、イランの考えに同調する周辺国やホロコースト否定論者も多数いると見られ、人種差別を無くそうという会議の場で、本末転倒の事態にホスト国のスイスも困惑気味である。