長い沈黙の後、ようやく交渉に応じたYahooであったが、Microsoftは買収を断念した。

 Microsoftは、買収にあたってYahooに対し1株33ドルを提案していたが、これに対しYahoo側は37ドルまで応じないとした。そうした状況から、Microsoft自身にとっても、株主にとっても、今回の回収案を取り下げる事が賢明であるとして、買収を断念するに至った。

 また、Yahooが検索エンジンのGoogleと提携する案については、様々な規制問題や法的な問題を引き起こす可能性もあると指摘した。

 Microsoftは、自分たちの今後の計画には自信を持っており、Yahooなしでも成し遂げられるとするが、大きく成長を遂げるGoogleには水をあけられた事になりそうだ。