コロナウィルスの影響で各航空会社が特例で変更料金無料の対応

フライトの変更に関して発表

ルフトハンザグループのスイス航空およびオーストリア航空、ブリュッセル航空、ドロミティ航空が、コロナウィルスの影響で以下の期間のフライトを無料で変更に応じると発表しました。
https://www.lufthansa.com/de/en/flight-information
2020年3月5日までに予約したフライトで、4月30日までのフライトが対象になります。

フライト変更は電話で

オンラインブッキングでフライトを予約している人も多いと思いますが、この特例の変更はオンラインではできないようで、電話で必ずブッキングコードを伝えて行ってください。
システムがこのコロナに関する変更に対応していないので、スタッフがマニュアルで行う必要があるとのことです。

フライトの出発地と到着地は同じで

フライトのプランは、例えば到着地を大阪から東京に変更することはできません。予約済みの発着地での日程変更となります。

差額料金と多少の手数料は発生する場合も

春のフライトを例えば夏に変更した場合、同じ料金ではない可能性があるのですが、その場合は、すでに払った価格との差額を支払います。
同じ時間帯、同じクラスで変更した方がスムーズにいくようです。
また、航空会社によっては、変更料金自体は無料でも、何らかの事務手数料が発生することもあるようです。

3度目の電話でようやく対応してくれた

実は筆者も春に帰国を予定していましたが、断念することになり、ルフトハンザ航空に変更をするべく電話しましましたが、上記の発表直後だったこともあり、電話のオペレータがまだ知らされていなかったようで変更ができず。別の英語担当の番号に繋いでも、まだシステム変更調整が済んでいないので、かけ直すように言われ、3度目の正直で対応してもらえました。

航空会社も旅行代理店も、現在相当なストレスがかかっていると思われます。電話の向こうのオペレータもイライラしていたりしますが、うまく対応してくれない場合は、かけ直して別の人に対応してもらうといいかもしれません。とにかく、一度の電話でうまくいかなくても、何度かかけてみることをお勧めします。
航空業界にとっても、かなりの損失ですが、各国政府レベルで渡航注意の発表がされている以上は、対応せざる得ないようです。
しばらく春のフライトは変更が続くと思われますので、キャンセルの場合の旅行保険なども早めの手配をしておくと良いでしょう。

各航空会社によって、対応は違いますので、ご自身の利用する航空会社や旅行代理店に確認をしてください。また、日々変わる状況に応じて、変更やキャンセルについての規定も変わる可能性がありますので、常に注意して各社のサイトをチェックしてみてください。