28日早朝4時頃、バーゼルの空港近くにあるカジノ「grand casino」にマスクをした10人のグループが押し入り、スイスフランとユーロ紙幣合わせて100,000フラン以上を強奪、フランス国境の方へ盗難車と思われる車2台で逃走した。

 カジノには、早朝にもかかわらず600人程の客がおり、犯人グループの指示に従わなかった客が殴られ怪我をした。たった10分程の間に起きた事件に、カジノ関係者もショックを受けている。

 このバーゼル空港近くにあるカジノは、欧州のミニラスベガスと呼ばれており、フランス国境もすぐそこ。赤くライトアップされた建物がひと際目立つので、この空港を利用される方は、一度は目にしているだろう。

 犯人グループはフランス語を話しており、盗難車と思われる車もフランスナンバー。組織されたプロの仕業と思われる。
ドイツのベルリンでも、先日カジノ強盗が起きたばかり。