群発性頭痛

毎晩同じ時間帯に激痛が

しばらく会ってなかった知人が、最近体調が悪いと聞きどうしたのだろうかと思っていたところ、彼の奥さんに話を伺い、群発性頭痛を発症したということでした。

自身も偏頭痛もちなので、この群発性頭痛という名前は聞いたことがありましたが、周りにこの頭痛を患っている人はいませんでした。

この群発性頭痛の特徴は、彼の場合は、真夜中の決まった時間帯に激痛が襲い、一定の周期で発症するということです。

頭痛はのたうちまわるほどの痛みだそうです。あまりの痛みで、性格が変わってしまう人もいるとか。

現在医者に通い治療中ですが、仕事はリモートに変えてもらい、車の運転も控えているそうです。

以前は持病もなかったし、頭痛の話などしたことはなく、原因は不明です。

一定の周期で来る頭痛

この群発性頭痛が発症すると、2ヶ月くらいほぼ毎日、毎晩続くそうで、その後は1年間何もない期間があったりするそうです。しかし、忘れた頃にまた激痛が襲い、2ヶ月ほどの激しい頭痛が毎日続くそうです。

話を聞いているだけでも、尋常ではない痛さと辛さが伝わってきます。毎日同じ時間帯に、しかも就寝中に頭痛に襲われるという症状は本当に怖いです。

普通の頭痛薬では当然効かず、唯一緩和するのが、鼻炎スプレーなんだそうです。それで少し痛みを和らげることができるそうです。

しかし、根本的な解決にはなっていないようです。

重度の偏頭痛で手術した友人

別の友人の話ですが、彼も重度の偏頭痛持ちで、一時は仕事ができる状態ではなかったと聞いていたのですが、専門医を探し、なんとドイツのベルリンの医師にたどりついて、手術をしたそうです。

その手術というのが、ちょうど眉間の位置の皮下に、整形手術で使用する、ボトックスを注入するというものです。

そこに緩衝剤のような役割でボトックスを注入することで、偏頭痛を発症を抑える、または和らげる効果があるそうです。

あまり聞いたことがない方法ですが、その友人はそれ以降偏頭痛が治っているそうです。

通常の偏頭痛は、ある程度予兆のようなものがあり、そのタイミングで薬を飲むなどすれば、回避することもできますが、知人の発症した群発性頭痛は、一度始まると決まった時間帯とはいえ、回避が難しく、何も手につかないような状態になるため、家族も大変だそうです。

今は彼の治療がうまく行くように、願うしかありません。