スーツケースの行方

ホリデーシーズン、荷物が見つからないケース増加

夏休みが始まり、すでにホリデーに出かけている人も多いでしょう。特に飛行機を利用される場合、スーツケースの紛失が増えているということです。ここ最近、スイスでも空港のシステムの不具合などで、フライトが欠航したり、遅れたりしています。

日本のように、入国に際してのPCR検査の陰性証明を出さなければいけない国もあるので、チェックインは余計に混み合います。

その影響なのかどうか、荷物の紛失が多くなっているようです。

荷物を追跡できるタグ

そんな中、荷物の居場所を知らせる、スマートタグなるものをスーツケースに忍ばせる人が増えています。これは、スマートフォンと連動し、スーツケースの場所を知らせるもので、いわゆるトラッキングできるシステムです。自分のスマートフォンから離れると、通知がされたりして設定ができますし、マップで居場所を確認できたりします。

商品によって、その精度や機能は違いますが、例えば、誰かが間違って持っていこうとした場合など、近くにあれば検索できる優れものです。

価格もそれほど高くなく、35フランから60フラン程度で、総じて100フラン以下のものが多いです。実際に筆者も利用してみましたが、荷物の紛失はなかったものの、スーツケースの場所を確認できて良かったと思いました。

なぜなら、今回は空港のセルフチェックインを利用したため、荷物の行方が少し不安だったのです。

子供や愛犬の追跡にも使用可能

現地では、スーツケースに入れていたスマートタグを他の鞄に入れ替えたり、子供に持たせたり、愛犬の首輪につけたりと、別の利用方法も可能です。一度設定すれば、タグを設置する対象を変えるだけですので便利です。

休暇先の慣れない土地で、子供が迷子になることもあるでしょう。そんな時にも、スマートタグを持たせることで少し安心感は出てきます。スマートフォンを子供に持たせてもいいのですが、やはり少し重いですし、忘れる可能性もある。結構邪魔になるでしょう。そんな時にスマートタグをズボンや服に括り付けておけば、子供も気になりません。

気になる方は、ちょっとしたことで、安心が買えるスマートタグを利用してみるといいかも知れません。