大手スーパーミグロでは健康なものだけを販売する理念
以前、本の紹介でも挙げた「ミグロの冒険」で、大衆のために健康なものだけを販売する理念で、酒やタバコの販売はしないと決めていたミグロ。
ここにきて、ミグロの組合で酒の販売を解禁するかどうか議論が起きています。
ちなみにタバコの販売は議論にはなっていません。
ミグログループでは販売している矛盾
ミグロは長い間この理念を守ってきましたが、ミグロのグループ企業であるDENNERなどでは、すでにタバコもアルコールも販売されています。
これを矛盾だとする声もあり、意見が別れています。そして何よりもアルコールの販売をしないことで、取り逃がしたであろう売り上げを計算すると相当な額になるため、利益を追求する企業としては販売すべきだという声も。
理念を忠実に守るか、利益を優先するか。
「ミグロの冒険」をもう一度読んでみるのもいいかもしれません。
https://swisswondernet.com/?p=314
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ミグロの冒険―スイスの暮しを支えるミグロ生協の歩み