参照:BAG
スイスはマスク義務がなくなり、解放された気分に
スーパーや公共の場、学校でのマスク義務がなくなってから、やっと解放された気分になっているスイスの人たちですが、新規感染者はそこそこの数字を出しています。それでも、ニュースはウクライナ侵攻に取って代わり、コロナウィルスはあまり話題になっていません。
それもそのはず、オミクロン株は大したことないという認識が広まり、風邪程度の軽傷で済むならもう関係ない。と言わんばかりに、パンデミック前の生活のようです。もうこうなったら、コロナタスクフォースも解散して、集団免疫を獲得しようというスイス政府の意向が隠しきれません。
お祭りの後も予想通り
バーゼルでは、ちょうどそのタイミングで、ファスナハトが開催され、皆3年ぶりのファスナハトを感慨深げに楽しみました。しかし、その後コロナ感染が増えたのはいうまでもなく、自分の知り合いもお祭りに3日間参加して体調を崩していました。オミクロン感染です。
地元ラジオでもDJが、「やっぱり増えましたねえ」なんて言っていたので、大したことはないという雰囲気です。
しかし、気になるのが、3回目のブースター接種をした人の感染が多いこと。この2年間何とか感染を防ぎ、3回目の接種までしたのにかかってしまったケースが多いです。軽傷で済んでいる人がほとんどですが、やはりコロナ規制が外れて、予防を怠っている感が否めません。
ワクチン3回目接種を渋る人も多い
実際これだけ軽い感染であれば、3回目のワクチン接種を拒む人もいるでしょう。実際にもう必要ないと思っている人も多くて、わざわざ痛い思いをしてワクチンを打ち、感染までしたくないということです。
BAG-Zahlen vom 22.03.2022
Neue Fälle / 新規感染者: 23’793
Hospitalisationen / 入院者数: 224
Tote / 死亡: 20
Tests / 検査数: 55’464
Positivität / 感染率: 42,9%
参照:BAG
外務省からの気になるメール。ポリオウィルス?
在外邦人は、その国の日本大使館に在留届を出している人がほとんどだと思いますが、コロナパンデミックが始まってからは、日本の入国規制についてやコロナ禍においてメンタルケアが必要な人のカウンセリングを実施するお知らせをもらったり、情報として非常に役に立っています。
しかし、先日来たメールに、「ポリオウイルスの国際的な広がりについて」という内容がありました。
ポリオウィルスといえば、子供の頃に予防接種をした覚えがありますが、まだ流行っているのかと正直思いました。発展途上国を除いては、ほとんど聞かなくなったポリオですが、国際的な広がりの注意喚起が来るということは、まだ世界に感染が広がるのでしょうか?そして、またワクチンの打ち直しを迫られるのかと思ってしまいます。
暖かくなれば人の往来も増えます。日本入国の規制も緩和されつつある状況ですので、引き続き感染予防は必要なのかなと感じています。