Digital Nativesとは?子供とスマホ

アップルの創始者が自分の子供達にしたことは?

有名な話なので、知っている人も多いと思いますが、アップルの創始者スティーブ・ジョブスがiPhone、iPadを発表してから、10年以上経ちますが、彼が自分の子供達にしていたことは、これからの製品を一定年齢まで与えなかったことです。一切触れさすことなく、思春期を過ごさせたようです。子供達はシュタイナースクールに通わせ、できるだけ自分の頭で物事を考えるように教育していたということです。

つまり、スティーブ・ジョブス自身が開発したiPadは、まだ成熟していない子供には良くないと言う判断をしていました。ネットでiPadを使ってなんでも検索できれば、そんな便利なことはないですが、自分の頭で考えたり調べたり、思考を巡らすことをストップさせてしまうため、良くないと言う考えでした。子供だけではなく、大人でも最近はそう言う傾向にあります。この話を聞いた時に、自分の子供はどうか?と考えた時、前述の検索方法の違いにも繋がってきます。脳がもう慣れてしまっているわけです。

時間を忘れるほどスマホを使用

どこの家でも、ある程度スマートフォンやタブレット機器の使用制限を設けているのかと思いますが、年齢が進むにつてれてそれも難しくなります。時間を管理するために親がインストールしたアプリはいつの間にか削除され、パスワードは変更されています。

「自分が何を見ているか親に知られたくない!」

当然の主張でしょう。自分がこの世代の子供だったら同じことを言うと思います。しかし、まだまだ子供ですので、時間を忘れてスマホに没頭します。それを注意すると、学校の授業のことで検索している、と言う答えが返ってきたりしますが、親の方は、スマホでゲームしているように見えます。確かに、学校の課題で検索したり、クラスの子達と情報交換もあるでしょう。ただ、その間にふとゲームをしたり、ネットを見たり、切り替えがあまりにも早いようです。それを側からみれば、何をしているのかはわかりません。

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