ドイツがコロナ規制強化/営業停止を延長へ

スイスよりも感染率が低いドイツ

11月から始まったドイツの部分的なロックダウン。ドイツでは昨日の数字で18633人の感染者数で、2万人前後を推移していますが、さらなる規制強化が必要と判断し、現在停止されている飲食店の営業を12/20まで延長すると発表しました。ただし、クリスマスは、規制を緩和して、家族とも会えるようにあるようです。ただし、10人程度の集まりにするように呼びかけているそうです。

小売店は営業

小売店は引き続き営業していますが、入場制限やマスクの着用はもちろんより厳しくなるようです。しかしながら、飲食関連の業界からは不満の声も多く、保証は引き続きするそうですが、既に倒産に追いやられた飲食店も多く、深刻な状況はどこも同じです。ただ、空いた店舗では、早速改装工事や次の新しいお店の準備をする先行投資の人もいます。来年の春から夏にかけて、飲食店をオープンさせるためには、今がチャンスと言わんばかりに、事業計画を練る人も実に多くみられます。

国境は閉めない

また、ドイツとの国境は封鎖しない方針で、引き続き24時間ルールで、スイスからも隣接するカントンからは入国が可能です。クリスマスシーズンは、おそらく規制の緩和がされると、国境を行き来する人も増え、感染者数の数がまた伸びるかもしれません。スイスでは、今の所、全土でのロックダウンには至らず、各自治体の判断で、飲食店などが閉鎖されていますが、10万人あたりの感染者数が欧州でも多いのに、規制が緩すぎるという声もあります。印象としては、あまり統一されておらず、規制も中途半端な感じでしょうか。地元で店がしまっていれば、隣の街に行く人もいますので、余計に人が動く気もします。

引き続き、近隣諸国の対応を注視して、スイス国内の動きも見て行きたいと思います。