Digital Nativesとは?子供とスマホ

Digital Natives世代の定義

最近スイスの記事でもよく耳にするDigital Nativesとは、元々1976年生まれ以降の世代をいうらしいのですが、それは学生時代にちょうどインターネットやパソコンが普及し始めた最初の世代ということからです。

しかし、最近ニュースや記事で話題になるDigital Nativesの世代は、明らかに現在の10代の子供達のことを指しているようです。彼らは生まれた時にはすでにパソコンとネットが自宅に普及していた世代で、iPadなどのタッチスクリーンもなんの抵抗もなく、受け入れている世代です。スマートフォンの普及はいうまでもなく、デジタル機器に対する概念を変えました。

音声でやり取りする世代

最近では、子供達はグーグルでものを調べる時も、友人とのやりとりも、ほぼ音声です。ボイスメッセージというもので、スマホのマイクに向かって話して用件を伝えます。文字は一切打ちません。返信も絵文字やボイスメッセージで帰ってきます。調べ物も同様、音声入力機能で検索し、ラジオから流れる曲も、スマホを近づけてマイクに認識させれば、瞬時に曲名や歌手の名前が出ます。

おそらく親の世代とは全く違った使い方をしている世代でしょう。そうしたデジタルキイを使いこなしている現在のDigital Natives達は、説明書なども読まずに、すぐに新しいものに馴染みます。

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