ようやくマスクとアルコール消毒液が発注できた

coop販売サイト:https://www.coopathome.ch/de/top-100

スイス政府が確保したマスクを適正価格で

 昨日、coopのオンラインサイトでマスクを発注しました。新型コロナパニック後初めて注文できました。このマスクは、スイス政府が確保したものを大手スーパーなど小売店に分配したもので、適正な価格で販売するという条件をつけたものです。50枚入りで39.90フランです。高額転売が問題となったので、これを防止するため政府が確保し規定を設けました。在庫がなくなれば販売終了で、次の入荷まで待つことになります。
coop販売サイト:https://www.coopathome.ch/de/top-100

アルコール消毒液も販売

 同様に、アルコール消毒液も販売しています。このcoopの販売サイトでは、注文サイトが2つに別れていて、100品目限定のページで発注すれば、数日以内に届くようです。最低注文金額は69フランです。ただし、郵便の遅れはあるかもしれません。
また、当方の発注履歴を見ると、消毒液だけが在庫なしになっていたので、もしかすると来ないかもしれませんが、マスクは大丈夫なようです。
その辺は、現在どこのサイトでも確約ができない状態なのかもしれません。

マスクよりも手袋?美容室はマスク着用

 これは前の記事でも書きましたが、スイス人は買い物の際、マスクよりも手袋を重視しているようです。籠や棚や商品の袋と、いろんなものを触っていますので、わかります。
 ただし、昨日から営業再開した美容室では、客も美容師もマスク着用ですので、これからさらに需要が増えていくと思います。自己負担でマスクを持参できる人はそうしたほうがお店にも負担がかからないので、一枚節約できます。

 これから徐々に自粛の緩和がされていきますが、それに伴ってマスクや消毒液の需要も伸びるでしょう。特に学校などは、まだどのように授業を再開するのかわかりませんが、生徒全員にマスクを支給となると、相当な数を用意しなければいけません。

 とにかく、スイス政府がマスクを一定数確保できたことは、医療従事者にとっても助かりますし、我々一般消費者が購入できる状態である事も喜ばしい事です。不安が少し減った気がします。

 実は我が家では、何年も前にインフルエンザが流行った時期にマスクを一箱購入していました。しかし、年末にもう古いからといって、廃棄処分にしておりました。ほんの数ヶ月前です。今思えば、新型コロナが出始めた時期に捨てていたわけです。開封してなかったので、感染拡大が広まってから後悔していたのですが、ようやく発注できるようになり少しホッとしています。現在、供給が追いつかない状態なので仕方ないですが、今後のためにも一定数は確保しておくと良いのかなという気がしています。
 スイスは特にシェルターなどのシステムが各家庭にあるわけで、有事の際には他の国にはない、こうした環境も改めて見直されるべきかなと思います。