新しい注意喚起のポスターがありました

外出自粛及び店舗の営業停止の延長を受けて

 昨日発表のあった、新型コロナウィルス感染拡大による、外出の自粛及び小売店舗の営業停止、公立学校の臨時休校の延長措置により、新たなポスターが貼られてました。
イースター休暇と天気の良さもあり、いつもより外出する人が多いことを懸念して森の入り口に大きなポスターが立てられてました。内容を読む限りでは、新型コロナとはあまり関係がないように思えますが、外出を自粛できるのに、しない人に向けての注意喚起でしょうか?これを見て引き返す人がいるとはあまり思えませんが、目にはつきます。

美容院の再開を望む声が多い

 現在営業が停止になっている美容院ですが、散髪にいけなくて困っている人も多いようで、特に女性の方達は早期の再開を望んでいるようです。髪の毛を切らなくても、命には関わりありませんが、やはり普段できていたことができないと、ストレスが貯まるのが人間です。
 色々と制限をすることで防げることはありますが、弊害も出てきます。戦争以外でこのような事は今まで経験してこなかったので、戸惑いもありますが、改めて普段の生活スタイルを考えてみる人も多くという事です。気づきがあるという事でしょう。

外国に住んでいて不安はないかと聞かれる

 こんな時ですから、どこにいても不安ですが、「あなたはこの状況で、スイスにいることを不安に思っていませんか?」と聞かれました。確かに、自分の国が一番落ち着くというか、勝手がわかっているので、安心かもしれません。しかも、欧州での新型コロナの感染拡大をみれば、感染者、死者数共に日本を大きく上回っていることもわかります。しかしながら、自分としては第2の故郷スイスにいることを不安には思っていません。日本にいてもそれは同じ気持ちでしょうが、やはりこちらに住んで長いこともあり、家族もスイス人。何より医療が崩壊するかもしれないのはどこの国でも同じですから、それを除けば、スイスの医療にも信頼があります。やはり、こんな時に旅先で足止めを食らって、体調を崩すことが一番不安に感じるでしょう。

 全く誰も予想がつかなったこのような事態ですが、とにかくいつまで続くのか?期限のないのが一番不安です。外出自粛制限を出すにせよ、緊急事態宣言を出すにせよ、いつまでという期日を設けることがいかに重要かわかります。それが例え延長されるということであっても、最初の宣言で期日を示すことが、人々の目標を設定できる目安にはなると思います。