国民投票結果(6月9日)

健康保険料の軽減

JA:44.5%

NEIN:55.5% 否決

年々上昇する健康保険料金を軽減するために、収入の10%までに抑える案ですが、これを容認すると、10%を超えた保険料の場合の補助金の負担が大きくなるため、多くの人が否決。

医療コストブレーキ制度導入案

JA:37.2%

NEIN:62.8% 否決

医療のコストについては、不必要な医療を減らし、高額な薬もジェネリックを推奨するなど、コストを減らす案。一つには、特に急を要しない高齢者の過剰な頻度の診察費用や高額な処方薬など、保険会社が負担する額も年々増えており問題視されています。

電力法について(再生可能エネルギーによる電力の確保)

JA:68.7% 可決

NEIN:31.3%

再生可能エネルギーの推奨は可決されました。反対派は、電力の確保には不十分と主張しています。

ワクチン義務化の禁止案

JA:26.3%

NEIN:73.7% 否決

スイスでは、全てのワクチンの接種は、個々の自由決定に基づくので、特に義務化されているわけではありません。ただし、コロナパンデミックの時期は、そうした同調圧力があったのも事実で、そうした社会においての未接種者の立場を保護する案です。