24日の日曜日、北京オリンピックの閉会式の様子を放映中に突然TVが映らなくなった。スイスのTV局の受信障害だったが、犯人は何とリスだった。
 
 受信が出来なくなったのは、SF1,SF2、SFinfo,ティチーノ地方と西スイスのエリアだった。オリンピック閉会式の他には、バレンシアで行われていたF1も不通となり、日曜の午後のお茶の間はとんだ災難だった。
 
 しかし、スイスのTV局は、緊急時の電圧設備の規模が小さいようで、今後改善が求められそうだ。幸いスイスは多言語チャンネルのため、ドイツや近隣諸国のチャンネルを見ることが出来るが、スイスTVにとっては失態だった。

 受信障害は13時半過ぎから15時まで影響し、電圧ボックスに入り込んだリスは死んでしまったようだ。