COVID証明書、2月から有効期間を270日に短縮

1年有効から9ヶ月有効に短縮

スイス政府は、2月1日からコロナワクチンの証明書の有効期限を270日(9ヶ月)に短縮すると発表しました。昨年5月に2回目のワクチンを打った方は、2月にコロナ証明書の期限が切れてしまうことになり、かなりの数の人の証明書が切れる予定です。

もちろん、この間に3回目のブースター接種をしたからは、その時点から9ヶ月になるので、これまで通りになります。

ブースター接種を迷う人も

この3回目の接種を迷う人もいて、オミクロン株の危険度やもうすぐ感染対策も終わるだろうという予想を見越して、躊躇している方も多いようです。

確かに、1年有効だったコロナパスが突然9月に短縮されるのは、勝手な判断だという意見もあります。イタリアなどはすでに9ヶ月の有効期限になっているようですし、そもそもコロナワクチンの効果が1年は持たないという話なので、仕方ない部分もあります。

飲食店は落胆

現在、飲食店で食事をするには、コロナパスがないと入れません。そうなると、2月に大量のコロナパスが期限切れとなり、客足がまた遠のいてしまうと嘆いているようです。各業界で影響がありますが、飲食店ほどこの感染防止対策に左右されている業種はないでしょう。

とにかく、スイス政府としても、3回目の接種を国民に打たせたいという意図も見えますが、感染者の自主待機期間が短くなってきているので、徐々に緩和していくようにも見えます。

日本でも、入国時の自主待機期間が10日間から7日間に短縮されて、毎日新規感染者数を更新しているにも関わらず、外国からの入国者の待機期間短縮ということですから、少し終わりが見えてきたのかなという気もします。しかしながら、急な感染防止対策強化もあり得ますので、帰国される方は最新情報をチェックすることをお勧めします。