お隣ドイツの鉄道ドイッチェバーンは、今後業務を一部民営化し、年内にも新式株式公開(IPO)を予定していると発表した。輸送部門、サービス事業部門、物流管理部門の24.9%を売却する予定で、8割から9割が機関投資家向けで残りは個人投資家向けとなる。

 スイスにもバーゼルからICEが入ってきており、利用される方も多いドイッチェバーンだが、ストライキやダイヤの遅れなどが頻繁に起こり、利用客からはたびたび不満が聞かれる。この売却により、ドイツ政府は50億から80億ユ-ロの額を得る事になる。