受け取りに身分証明書の提示
スイス以外の国から、オンラインで商品を注文する人も多いと思いますが、最近、ドイツのアルコール販売に関する法律が変わり、受け取りの際に年齢確認のため、身分証明書の提示が必要になったそうです。
実際に、料理酒やみりんなど、アルコールが入った商品を購入すると、そのような販売者からの注意喚起のメールが来ました。
つまり、ドイツ国内もしくはEU国内しか配送してくれない業者の場合は、パケットステーションでの受け取りはできません。
お店でアルコール類を買う際は、年齢確認がある場合もありますが、受け取りにも確認ということで少し面倒ではあります。
主に受け取り先が、自分の住所でない場合や、未成年の子供が受け取りに出た場合などは、後日配送になります。
荷物受け取りのパケットステーション
スイスはEUに属していない関係で、オンラインショップなどで購入したものが、スイスに配送ができない場合が多々あります。そのため、国境際のパケットステーションを利用する人も多いのですが、配送物を1点受け取るのに、3ユーロほどかかります。
大きな荷物ですともっと高くなりますので、取りに行く手間や大量に購入する際のコストを考えると、送料を払ってスイスに配送してもらう方が安い場合もあります。
また、スイスの内装業者のような人も利用していて、大量に資材を受け取っているのを見た事があります。
個人の利用だけでなく、そういった業者もEU国内で資材などを購入してコストを浮かせているようです。ただ、頻繁に見かけるわけではありませんので、珍しいケースでしょう。
ドイツやフランスなど、近隣国のスーパーも値段はここ数年で上がりました。ものによっては、スイスと変わらないくらいの価格のものもあります。
そもそも、スイス人向けに高めの価格設定がしてあるという人もいます。
そうした買い出しも、定期的に行けば節約にもなりますが、どの商品がどのくらい違うかも調査した上で、計画的に買い出しをすれば効果は大きいでしょう。
一方、スイスにも最近では安売りのドイツ系スーパー(AldiやLidl)が参入しており、ここ数年でクオリティを上げてきているので、これまでのMigrosやCoopの客が取られている傾向にあります。
食料品に関しては、近隣のEU国に買い出しに行かなくてもいい商品もあるという事でしょう。
スイスで国境近くに住んでいる方は、工夫をすれば買い出しにもいろいろメリットが出ると思います。
光熱費や家賃のレート、健康保険のレートも毎年上がっていますので、節約できるところはした方が賢明でしょう。