ジュネーブは今日の夜からシャットダウンに

月曜日の夜19時からシャットダウン

 週末に発表された各州のコロナ対策で、ジュネーブが11/2日の月曜日夜から11/29日までの予定で、学校、託児所、スーパーマーケット、薬局、工事現場以外の、食料品を扱わない小売店をクローズします。
この中には、美容院、コスメティックサロン、ナイトクラブ、風俗店も含まれます。また、フランスとの国境は封鎖されません。レストランも食事の販売はできます。テイクアウト、デリバリーも可能です。
眼鏡屋、銀行、郵便局、生花店、自動車修理工場なども営業可能です。
 ただ、隣の州はシャットダウンをしていないので、買い物客がそちらに流れる可能性もあり、近隣の州が同様の対応をすることも考えられます。

近隣国オーストリアではロックダウン

 近隣国の対応も分かれていて、オーストリアはロックダウンを発表しました。ドイツやフランスは、国境は封鎖されていませんが、限定的に買い物客や仕事で越境する人は移動が可能です。先日ドイツではレストランが営業停止になり、夜間外出禁止になりました。フランスも感染が広がり大変な状況ですが、それに加えてテロの脅威にも晒されている状態でデモ行進や警官隊との衝突など、コロナとは別の次元で問題が頻発しています。

クリスマスに向けて、どのように対策を出すか

 11月に入り、本来であればクリスマスの雰囲気が出てくる街も、今年は暗いものになりそうです。マーケットもおそらく開催されずに、街には人がいないかもしれません。年が開けると今度は新年、ファスナハトのお祭りも昨年に続き開催が危ぶまれています。各種イベントはもちろんのこと、個人のイベントなども冬の間はできないかもしれません。
 各方面で厳しい状況になりますが、まずは感染重症者の命を救うことと、コロナ以外の患者の手術や治療、医療従事者の負担を最大限に減らすことでしょう。インフルエンザのワクチンももうないと聞いていますので、リスクのあるグループから接種していきましたが、かなり速いペースでなくなったようです。
 風邪の季節でもあり、周囲に負担をかけないためにも、不要な病気や怪我などは避けたいところです。