欧州各地で洪水の被害

欧州で大雨による甚大な被害

先週から降り続いた雨で、ドイツやベルギーでは家や車が流され、多くの住民が行方不明になっています。中でも被害が大きかったドイツの街Schuldでは、市長が涙ながらにインタビューに答えていました。メルケル首相も、被災地を訪問しました。
報道された人や車が流されていく映像は、想像を超えるもので甚大な被害です。

スイスでは湖やライン川流域で水位が上がり危険な状態

ビール湖、ルツェルン湖、トゥーン湖などでは、湖の水位が上がり、周辺のキャンプ場が水没しています。ライン川でも水位が上がっているので、近づかないように注意喚起が出されています。土砂災害や倒木による通行止め区域もありますので、下記のリンクからご確認ください。
https://www.natural-hazards.ch/home.html?tab=actualdanger

雹による被害も

雨と共に降った雹による被害も多く、車や家の窓ガラスなど、保険会社は相当な被害額を見積もっています。学校は夏季休暇中ですが、交通手段が断たれている地域もあるようで、通勤の人たちにも影響が出ています。

いずれも湖と川には、近づかないようにしてくださいということです。

スイスの交通情報
https://www.tcs.ch/de/tools/verkehrsinfo-verkehrslage/aktuelle-lage.php