終了なのに最終アップデート?
厚生労働省が、コロナ接触通知アプリCOCOAのサービス停止を発表しましたが、アプリを削除する前に、アップデートをしなければいけないようです。
終了だからと、アプリをそのまま削除しても、通知機能の動作が残り、バッテリー消費や通信量が発生する可能性もあるということで、最終アップデート作業をしないときれいに削除できないということの様です。
スイスでも不評だったコロナ接触通知アプリ
スイスでもこのタイプのアプリが推奨されて、インストールした人も多いですが、感染者との接触通知が1週間後に来たなど、不具合が多くて削除してしまった方も多いと思います。
おそらく、どこの国もこの手のアプリは急いで作ったために、不具合は多かった様に思います。
確かに、通知機能を利用すればするほど、バッテリー消費が上がるのは仕方ありませんが、自分の必要な通知だけをONにして、他はOFFにするとバッテーリーは節約できます。
しかし、このCOCOAでは、スマホのOS側で通知機能がONのままアプリを削除しても、OFFにはならないということですので、注意が必要です。
バッテリー消費だけならまだしも、使っていないアプリで通信料が発生するのは問題です。
しかも、日本国内でも周知が行き届いていない状況ですから、海外から来てこのアプリをインストールした訪日客には全く周知できません。
せめて、在外邦人の方々に、この最終アップデートとサービスの終了をお知らせして頂きたいと思います。
11/17日から最終版アップデートを配布
本日から、厚生労働省のサイトで、最終版アップデートの配布が始まっています。詳細は下記のリンクをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html