花粉の季節

先日の欧州の嵐も影響して

コロナ感染防止対策が緩和がされて、お店でもマスクをしていない人が増えました。なぜかお店のスタッフはマスクをしていない人がほとんど。1日中客に接しているのに不安はないのでしょうか?

そんな中、先週は欧州で嵐が吹き荒れました。オランダの方では警報がスマートフォンになったそうで、かなり強い嵐でした。ここスイスでも、一晩中風が唸っていましたので、翌日は森に近づかないように注意が出ていました。

そんなことも影響してか、花粉がだいぶ飛び始めたようで、目が痒くなったり、鼻水が出たり、花粉症の症状が出ている人も多いようです。コロナウィルスもまだ残っていますから、時期的にも紛らわしいですが、花粉症の人には辛い季節です。

ファスナハト開催でどうなるか

3月にはバーゼルではファスナハトが3年ぶりに開催されます。お祭りを知っている人なら、それがどれほどの人混みになるかはわかりますが、お酒も入りマスクなしでどんちゃん騒ぎが続くのかと思うと、やはりコロナの新規感染者は少し上がるのではないかなと思います。屋外ですが、人の密集しているところにマスクなしで行く勇気はまだないという人も多いでしょう。

しかし、そうしたお祭りに参加した人たちが、家庭や職場に持ち帰れば、また同じことです。カントンと各自治体が許可したファスナハトの開催です。オミクロン株が弱っていて、それほどの影響がないことを祈るしかありません。

人の顔が見えるようになった

一方では、街に出て、人の顔がマスクなしで見えるようになり、新鮮な気もしました。2年間、顔をマスクで覆っていて、正直知り合いでも誰だかわからないことも多々ありました。

口元が見えないだけで、印象がものすごく変わってしまうことにやはり驚きます。フランスでは、普段はしていた化粧を、特に口紅をしなくなったという人が急増したそうです。

逆に、マスクで肌荒れを隠すことができていたので、このままマスクをしていたいという人もいるそうです。事情はそれぞれですし、花粉も飛んで、マスクはますます必須アイテムになる気がします。

暖かくなり、活動が活発になり、皆が外に出る季節でもあります。徐々に人に会う機会も増えるのかなと思うと、少し開放された気分にはなります。