不良品マスクと介護現場で使用のおすすめマスク

マスクの紐がない!

先日出かけるためにマスクを箱から取り出すと、マスクの紐がありませんでした。コロナパンデミックが始まってから、マスクの紐が切れたことはありますが、紐がついてなかったことは初めてです。まあ、これだけマスクが製造されれば不良品も出るとは思います。ちなみに日本で配布されたアベのマスクも不良品が結構多くて、廃棄処分にも公費がものすごくかかるため、批判の的となっています。

一般のスーパーや薬局などでは、様々なマスクが販売されています。もともとマスクをする習慣がない欧州なので、これだけマスクの需要があることは稀です。SARSの時以来でしょうか?あの時も多くの人がマスクを購入し備えましたが、着用している人は見ませんでした。コロナパンデミックの始まり、2020年の初頭は、マスクは売り切れて、やっと見つけたものが1箱50枚入りで40フランとか50フランしていました。この価格も今では、50枚で6フランから10フランくらいに落ち着いています。

介護現場で配布されているマスク

現在はFFP2マスクという種類のマスクが多くなって来ています。より密閉し、つけ心地も良いものが出て来ています。そんな中、ある介護現場で配布されたマスクがなかなか良いという話を聞いたので、自分も購入してみました。スーパーMIGROSでも扱いがあるTECTというマスクで探しに行ったのですが、どこも売り切れでなかなか見つからず。

1週間以上経ってから、大きなショピングモール内のMIGROSにて発見し、3箱買いました。10枚入りで約10フランと他のものに比べると高いですが、鼻と顎周りも隙間がなくなるように設計されていて、顔にフィットする感じでした。メガネをしている人はどうしても曇ってしまいますが、それも他のマスクよりは、少し軽減された印象です。

それでも屋外のマスク着用率は低い

屋内や電車やバスはもちろんマスク着用義務ですが、外に出るとスイスのみなさんは外してしまいます。これがショッピングストリートのような人の多い場所でもマスクなしの人が多く、日本とは比較にならない着用率の低さです。市中感染が起きているのに、人混みでしないのはどうなんでしょうか?

日本の新規感染者数および死亡者数の低さが目立ちますが、やはりこうしたところにも差が出ているのではないかなと思ってしまいます。そもそも個人的にもマスクは息苦しく好きではありません。しかし、日本は子供の頃から、給食当番や風邪の予防、花粉症の予防にマスクをするのが日常風景です。マスク自体に抵抗がないので、こうしたパンデミックの状況下では功を奏した結果になっていると思います。

いまだにマスク着用を巡って、喧嘩やトラブルが起きていますので、欧州の人はよっぽどマスクが嫌なんだと実感しています。