コロナワクチン接種1回目から1週間

副作用はないが、痛みがぶり返す

コロナウィルスのワクチン第一回目の接種(モデルナ)を終えて、2日ほどは腕が痛かったのですが、ほとんどの人がそうであるように、2、3日で痛みは消えました。しかし、1週間ほど経ち、なぜか鈍い痛みがぶり返してきました。ただ、騒ぐほどでもなく、少し違和感がある感じです。
もしかすると、寝ている際に、接種した腕を下にして寝ていて圧迫したのかもしれません。それでも、本来はあまり感じない痛みなので、やはりコロナワクチンの特徴なのかなと思います。

顔に赤いただれが出た人も

知人の中には、1回目の接種で強い反応が出て、顔の半分が赤くただれてしまった人もいます。しかし、2日ほどでひいてなんとも無かったそうですが、かなり個人差があるようです。頭痛も報告されている副作用です。また、1回目の接種でなんとも無かった人も、2回目の接種では完全に風邪かインフルエンザのような症状が出て、2、3日寝ていた人もいます。

反応は人それぞれ、差が大きい

副作用の報告は、ファイザーが20%、モデルナが40%ということですが、実際の体の反応はわかりません。何も出ない人もいれば、熱が出る人もいます。ただ、一つ言えるのは、実際のコロナウィルスに感染して重症化するよりは良いということでしょう。ロングCovidと言われるような後遺症も深刻です。現在スイスで接種が進んでいるワクチンは、両方とも同じ種類のmRNAワクチンということで、他の生ワクチンや不活化ワクチンとは少し違うようです。

遺伝子組み換えではない

コロナワクチン開発から実際に接種の普及まで例外的に早かったので、心配の声が当初多かったのですが、それ以外にもRNAというワードで、遺伝子組み換えが起きると思われた人も多くいたようです。
ワクチン接種反対派の中には、マイクロソフト社のビルゲイツ氏がワクチン開発に投資していることで、コロナワクチンに遺伝子組み換え技術(チップのようなもの)を入れて試しているのでは?というデマが回りました。今では、色々なサイトやメディアでもmRNAワクチンの説明がされているので、そう思う人もいないのかなと思います。

製薬関係者に聞いたところ、生ワクチンや不活化ワクチンのように、実際のウィルスを体内に少しだけ入れるのではなく、ワクチンの設計図を体に入れる感じだそうです。つまり、ワクチン接種により、ウイルスのたんぱく質の一部が作られて抗体ができることで、ウイルスに対する免疫ができます。

とにかく、昨年のコロナウィルスから今日までの早さでワクチンが普及することは異例でしょう。しかも、これまであまり試されてこなかったmRNAというワクチンですので、不安もあります。ワクチン接種をしたくない人は、もちろんしなくても良いと思いますし、若い女性はワクチンによる影響が妊娠にも出るのでは?と思う人も多いようですから、そうした不安は十分理解できます。
わからないことが多いのは、確かに不安です。

これからワクチン接種がさらに進み、集団免疫を獲得できたら、また新たなデータが出てくると思います。それまでは、接種するか否かを自分の体調や体質、生活環境など考慮して判断していきたいところです。