年末に際して

経済的な回復はいつになるか

会社員も含めて、商売をしている人など、経済的にダメージを受けた人が多い1年でした。それも年が変わって自然回復するわけではなく、厳しい状況は変わりません。政府からの資金援助も業績が回復して行けば、受けた資金分を返金していかねばなりません。すでに倒産に追い込まれた企業や会社の業績悪化で失業した人もいます。2021年はそうした経済政策も非常に重要になってくる1年だと思います。

一方では食品関連事業は、スーパーが封鎖されなかったこともあり、好調だった部門もあります。知人の会社では、ドライフードの生産が増えて工場はフル稼働だったようです。つまり保存食的なものが例年以上に売れたということです。缶詰などは一時スーパーの棚が空になっている状況も見ていますので、うなづけます。
トイレ紙やマスクなど、日用品も買いだめをする人が多く、一時品切れ状態も続きました。

また、資金的に余裕のある事業者などは、この営業停止時期に店舗の改装をしたり、オンラインの事業を拡張したりと、投資の時期に回った人もいます。お店の経営が難しくなり手放したテナントの1等地を確保をした人もいます。周囲には商売をしている人が多いせいか、コロナ後の準備をしている人もかなり多かったという印象です。

とにかく、ここまで落ちてしまった経済状況ですので、来年は上向くのみと思い年末を迎えています。
しかし、一番の望みは、健康であることでしょう。これほどまでに世界が未知のウィルスに左右されるとは思ってもいませんでしたが、いくつかのことは今後の教訓にもなった気がします。

このスイスワンダーネットでも、多くの人がコロナ関連情報を求めてアクセス頂いたので、今後も役立つ情報をいち早くお伝えしていきたいと思います。
来年はもっと明るい話題をお届けできるようにしたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。